■著者紹介
  松原日治 Nichiji Matsubara
福祉寺奥之院住職 松原日治

昭和10年、群馬県生まれ。弟の葬式で貧乏な家から大金をとる僧侶への反発を機に、仏教の道へ進むことを決意。立正大学仏教学科を卒業後、日蓮宗に得度。昭和49年、郷里の群馬県境町に単立無宗派の宗教法人・平等山福祉寺を創立。葬式・戒名・納骨が無料の寺として知られるている。地元はもとよりネパールにおいて社会福祉活動を精力的に展開、坊主丸儲けに引導を渡すべく、現代仏教界への批判も唱えつづけている。
【おもな著書】 「自分という名の宗教」(日本実業出版社)、 「坊主を殺せ、寺こわせ」(エール出版社)ほか

宗教法人・平等山福祉寺
群馬県佐波郡境町にある単立無宗派の日本で一番小さな手作り寺。日本全体を平等な山と見立て、福祉の心を育てることを目的とし、 昭和49年の5月の連休にボランティアがノコギリやハンマーを手に、トタン板やベニヤ板の裏側に氏名とお願いごとを書き、二日半で完成させた。同年7月6日に宗教法人の認可が下り、現在に至る。
ホームページは http://www1.ocn.ne.jp/~okunoin/

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