■著者紹介
玉川スミ Sumi Tamagawa
三味線漫談家・玉川流家元

三歳の春、中村文丸の芸名で女流歌舞伎市川牡丹一座にて初舞台。 その後、漫才作家の秋田実氏に抜擢され、時局漫才として大阪松竹に入社。 実演、放送、映画出演のかたわら、皇軍慰問団として北支、中支、南支、 北満、南方の戦場へ派遣される。漫才界で活躍後、三味線漫談 で独自の芸風を確立。昭和46年、自らの創作による「松づくし」で芸術 祭に参加、優秀賞に輝く。現在は、芸術協会専属として寄席舞台で活躍。 平成3年秋には、芸能界では第1号の勲五等宝冠章を受賞した。2001年10月には芸歴80周年の記念公演が浅草演芸ホールにて予定されている。

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