■著者紹介
大河内正一 Shoichi Okouchi
法政大学工学部物質化学科教授

1949年生まれ。1976年法政大学大学院工学研究科修士課程終了。同年法政大学助手を経て、現在法政大学工学部物質化学科教授(工学博士)。専門は水科学の研究で、“水”の分子・原子レベルの基礎研究から、食品、飲料水、アルコールの熟成に係わる水、さらに血液や尿などの体内の水や温泉水について、応用も含めて幅広く“水”に関する研究を行っている。具体的な応用研究では、我々の生体に類似した水として、“生体水”を提案し、それらの水が人工温泉水や食品および飲料水、さらにはスキンケアなどの水として広く応用可能であることを提案している。また、燃料電池と組み合わせた21世紀期待の人工炭酸泉システムの開発を検討しているところである。

著書(共同執筆)機能水の科学と利用技術(ウォーターサイエンス研究会)、生物・環境産業のための非熱プロセス事典(サイエンスフォーラム)など。

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